実績

寅晶庵(こしょうあん)

建物名: 寅晶庵(こしょうあん)
木造平屋建て、
延床面積88.19u、
2008年 竣工

伊豆箱根鉄道と大場川とに挟まれ、袋路となっている敷地に既存建物を残して建物を建ててもらいたいとの依頼がありました。
この敷地は大場川の堤防より低く、電車の走行音がひどく、既存建物が有るので限られたスペースに、 安心でき、安らぎを感じ、心地よく健康で住み易い家作りを心がけて設計しました。
敷地の高さを堤防より高くし安全性の確保、外壁、開口部は防音を施し、床下まで断熱し省エネルギー化、通風がよく日当たりの良い位置に建物を配置した。
夫婦二人は60歳代でありますので数奇屋風住宅とし和室、天井、床柱は杉銘木を使用し木の温もりを生かし、 和洋室の壁は健康に良い珪藻土塗りとし、LDKの天井は高くし窓を大きくし明るく開放的でありながらやさしく温かみのある住宅です。


息子宅

建物名: 息子宅
木造平屋建て増築
延べ床面積117.74u
2009年 竣工

敷地には昭和48年竣工した建物と平成11年に建てた40uのプレハブ倉庫があり、プレハブ倉庫を移設し48年竣工した建物の内外装を改修し増築をした。 既存部分の建物は既存不適格であるので、建物の構造を現在の構造基準に適合するよう改修し、増築しました。
既存部分が木造瓦葺の建物となっていたので、外観はそれに合わせた和風住宅 とし、外壁、開口部は防音を施し、オール電化と床下まで断熱し、通風がよく日当たりの良い省エネ住宅とした。
夫婦二人は30歳代でありますが、内部は銘木を使用し、木の温もりを生かした近代住宅とし、 LDKの天井は高くし窓を大きくし明るく開放的でありながらやさしく温かみのある住宅です。

小林園

建物名: 對岳邸 茶室
延べ床面積156.73u
1981年 竣工

建物位置はお施主様の意向で、風水により位置が決められ、それに沿って設計 お施主様は木と大工さんにこだわりがあり、建物の全ての木は道了尊最乗寺の杉の大木を使用、 大工は富士市でも有名な宮大工を指名、四畳半の茶室の木と材料は京都北山へ自ら買出しに行き設計に反映しました。
四畳半、大広間、立礼茶室の全てを兼備えた茶室で、10年後には同じ材料を使用し夫婦の住む隠居としての離れ屋を建てましたが、 出来栄えが良かったのでたので、茶室の離れとして使用し、殆ど寝泊りだけに使用、室内は現在も建てた当時のようになっている。
茶室・離れ屋の木は道了尊最乗寺の杉の大木を使用しているので、現在益々木の風合いが出て色艶が増している。

小林園お茶工場外壁改修

丸宮商店(ロイヤル開発一級建築士事務所当時の設計)

公社時代の設計管理監理実績の一部(三島大宮県職員住宅)


現在計画中の店舗兼住宅のパース図